2017 年 6月 1日 (木) 16:00--17:30

会場
東北大学 理学研究科合同A棟8階801室
発表者
水藤 寛 氏(東北大学・材料科学高等研究所)
題目
臨床医学の諸問題に対する数理科学的アプローチ
要旨
本発表では、臨床医学の様々な問題に対して数理科学が関わっていくことが可能な部分について述べる。主に、大動脈における血流を例にとり、病態に影響を及ぼす個人差を表現するための幾何学的特徴量抽出手法、血流の詳細を知るための数値解析手法、及び機械学習による予測手法について述べる。血管形状には個人差が大きく、それらの形状の特徴と病態との関係を調べることによって予後予測にもつながることが期待されている。本発表では、このような数理科学と臨床医学との協働の営みを紹介し、その可能性について考えたい。  本研究は、科学技術振興機構の戦略的創造研究推進事業CREST におけるプロジェクト「臨床医療における数理モデリングの新たな展開」として進めているもので、植田琢也氏(誠馨会千葉メディカルセンター放射線科)、齊藤宣一氏(東京大学大学院数理科学研究科)、滝沢研二氏(早稲田大学理工学術院)、増谷佳孝氏(広島市立大学大学院情報科学研究科)らとの共同研究である。

「集中講義」
2017年6月13日(火),14日(水),15日(木),16日(金) 15:00 -- 18:00

会場
東北大学 大学院理学研究科 川井ホール
講師
中村 健一 氏(金沢大学 理工学域)
講義題目
プログラム

2017 年 6月 22日 (木) 16:00--17:30

会場
東北大学 理学研究科合同A棟8階801室
発表者
竹田 寛志 氏(福岡工業大学 工学部)
題目
強消散項を持つ非線形波動方程式の漸近形について
要旨
強消散項を持つ非線形波動方程式の初期値問題に対する時間大域解の漸近形について考察する. まず, 1次漸近形は拡散波で与えられるが, その係数の初期値依存性が従来の消散型波動方程式の解の漸近形と異なることについて言及す る. 次に, 初期値の空間遠方での減衰に応じた線形解の高次漸近展開公式を用いて, 2次漸近形の同定を行う. 本発表の内容の一部は, 池畠良氏(広島大)との共同研究に基づく.